子どもの身長が小さくて悩んでいる私ですが、中学生の頃、私の子供は国語の長文読解がとても苦手でした。漢字の読み書きなどは得意だったのですが、長文問題の主人公の気持ちや意味の解釈が全然できなかったのです。テストが返されてできなかった理由を聞くと、「だってそんなのしょうがないじゃん。意味が分からないし、想像できないし。」という返答でした。
そこで栃木県でAGA治療を受ける家族で話し合って、本人の希望もあり、単行本の小説をたくさん買ってそれを読みあさることを始めました。移動中や寝る前に子供自ら積極的に読んでいたようでした。子供でも比較的読みやすく若い女性にも人気の東野圭吾さんの小説が多かったですかね。ドラマや映画で親近感もあったようでしたので。
小説を読み始めて約1年が過ぎた頃から、徐々に長文問題の成績が上がってきました。受験の頃には国語が得意な教科になっていました。小説はヴィジュアルが無い分、頭の中で場面を想像し、登場人物の気持ちを考える必要があります。それが我が家の子供にはぴったりはまったようでした。テレビや動画など一方的に垂れ流される情報源では、思考力・想像力の育成は期待できないと思います。自分で考える力の育成には、読書は非常に効果的であると感じました。